200年終わりの決意

ローガン君が騎士トーナメントで優勝した次の日…ミリ母さんは書斎でひと息つきながら、ある決心をしました。

「魔銃導師…卒業します！」

そもそもミリが魔銃導師の座にこだわっていたのは、居室が素敵だからです。

郊外の家は高い上、広すぎる。普通の家もいいけれど、一度住んでしまうとこのちょうどいい広さで豪華な魔銃導師居室を捨てる事が出来ない…！でも探索めんどくせえ！

という葛藤が渦巻くなか、ミリはゲス探索でライバル達を蹴落とし、いままで居室に住み続けていたのです。

しかし、ローガン君が来年の騎士隊長となる事が決定した今、騎士隊長居室に住めるチャンスをみすみす逃していいものか。

探索ポイントにこだわらない生活が送れるチャンスを、みすみす逃していいものか！！

よくない！！！！

夫婦で騎士隊長、魔銃導師の場合、居室は魔銃導師居室が優先されるようなので、ミリは魔銃導師を辞める決心を固めたのです。

そうと決まれば、もう毎日探索する必要もあるまい！ということで、ここぞとばかりに探索をサボり…サボりにサボり…気分は専業主婦です！

畑いっぱいにギート麦の種を植えたり

親友と食事をしたり…(相変わらずガゾ好きな2人です)

子供にナンパされたり…

ストーカー魂が疼いたり…

とにかくのんびりと過ごし、いよいよ…ミリ母さんの魔銃導師としての最後の仕事…

乾杯の音頭！笑

序盤に飛ばしていたからか、探索ポイントは結局ミリ母さんが一位のままでしたが、選挙で別の方に一票投じ、狙い通りミリは魔銃導師から卒業する運びとなりました。

こちら新しい魔銃導師となるラザールさん。なかなか悪い顔をしております。笑

怒らせたらダダン液ぶっかけてきそう。

少し寂しい気もしますが、さっそく引っ越しの準備を始めました。

がらんとしていく室内…

素敵な思い出をたくさんありがとう。